NOTE

REPORT 2014.12.05

愛知川・お金明神へ★enjoy会

こんにちは。 タケです。

 

先日enjoy会は、「鈴鹿の上高地」とよばれる愛知川上流部の、

峡谷歩きへいってきました。

 


今回のコースの出発地となる菰野町の朝明渓谷へと向かいます。

 

国道306号線を北へ走り、菰野町役場をすぎて間もなく県道762号線へ左折し、 

そのまま道なりに山方面へ進むと朝明渓谷に到着します。

 

朝明ヒュッテ駐車場へ車を停めて出発します。 (駐車料金¥500/一日)


朝明渓谷は、いろんな山へとむかう拠点となっています。

 


しばらくは林道を進めていきます。

これからむかう「羽鳥峰峠」が見えています。

 




ここから本格的な登山道となります。

 





 

紅葉がまだちょっとだけ残っています。

青空もきれいです。

 



駐車地から約50分、羽鳥峰峠に着きました。

峠から、すぐそこのところに羽鳥峰が見えています。


羽鳥峰(標高823m)です。 

 




ひんやりした空気が漂う「羽鳥峰湿原」を通り、

愛知川が流れる滋賀県側へと、峠から下っていきます。

 



所々に、分かりやすく道標があります。




沢の音を聞きながら、ゆるい傾斜の道を約40分下っていくと、

すこし広くなったところへ着きました。

ヒロ沢出合といい、ここまで道に沿って流れていたヒロ沢が、

愛知川に合流する場所です。

愛知川上流部は神崎川という名がついています。

ここから北へ行けば、白滝谷・杠葉尾方面ですが、

今回は杉峠方面へと向かいます。 


先を進める前に、せっかくのいい景色なのでザックをおろして

しばらく休憩します。

流れる水も澄みきっていて、すばらしい渓谷が続いています。

ここがうわさの愛知川・・・、さすが上高地に例えられるはずですね。

ここからのコースにもますます期待が大きくなります。

 

渡渉したところにも道標がありました。

 


 

ヒロ沢から愛知川左岸を約30分進めると、「お金谷出合」というところに着きました。

ここから「お金明神」をめざします。 立札に小さく「往復40分」と書かれています。

 

 


テープなどの印が分かりやすくあるので、

迷う心配は思ったよりなさそうです。

 



どんどん登っていくと、なにか大きな岩が見えてきました。

 


お金谷出合から約20分、ついにお金明神に着きました。

昔から、この山々で仕事をする人たちが、山の守り神として崇め、

祀った明神様です。





さきほど登りながら見た岩の反対側へ回り込むと、

お金明神のお顔が現れました。

 

うしろから太陽が照らし、その神々しい姿にお祈りするマナさんを包み込んでいます。

山の奥地の聖域の、なんとも神秘的な雰囲気・・・ 

ふつうの山登りではなかなか味わえませんね。 

 





さて、お金谷出合まで戻り、愛知川に沿ってさらに上流へ向かいます。

約20分歩くと、立札が見えてきました。

どうやら大瀞(おおとろ)の分岐まで来たようです。

 


 

山仕事の人のために架けられた橋は、

現在は壊れていて渡れないとのことです。

 

河原へ下りていくと…

まさに絶景です!

 

写真では伝えにくいのですが、

ほんとにいいところへ来たなぁ!という感じです。

 

 

自然と深呼吸ばかりしていたら、お腹もすいたので、ここでお昼ご飯にします。

 





マナさんのこれ以上の笑顔は見たことありません。





ラーメンとそのあとの雑炊。 enjoy会の冬の定番メニューです。

ほんとにワンパターンな僕たちですが、最終的にいつもこのチョイスです。

すぐできて、とても体が温まるので。


そして食後はやっぱりこの香りが欲しいですね。

 


いい場所ではのんびりしたいので、今回もほんとゆっくりしてしまいました。








 

 

 

鉄橋が渡れないため、本流を徒渉します。

水量が多いと水に入りながら渡らないといけないですが、

今回は石の上を歩くことができます。







壊れた橋はこのような感じです。

いつか落ちるんではないかと思ってしまいます。

橋を通れたとしたら、またいい眺めだったのでしょう。

 

さて、ここからまた三重県側へ向かって出発です。

何度か振り返りながら、愛知川の峡谷をあとにします。

下水晶谷にそった道、ゆるやかに登りながら気持ちよく歩いていきます。



大瀞から約25分進めると、広い空が見えてきました。

中峠へ到着です。



尾根は、南が根ノ平峠へ、北が羽鳥峰へと道がつながります。


朝明渓谷が一望できます。

紅葉のピークはすごいきれいなんでしょうね。



猫岳・釈迦ヶ岳もよく見えています。

 


あっという間に下りてきました。

朝通った林道に出ます。




駐車場に到着です。 



さて、今回もとても楽しいenjoy会となりました。

僕は初めて来た愛知川でしたが、うわさ通りのすばらしい峡谷の雰囲気を

堪能できて、最高でした。  マナさんいわく、「春もいいよ」とのことで、

ぜひまた来ようと思いました。

渡渉するところもあるので、水かさも要チェックですが、

みなさんもぜひ行ってみてください。 

 

では、また。 タケ

 

 






































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